キャンセルされた街の案内
吉田 修一
新人社員くんの何気ない仕草が不思議に気になる、先輩女子今井さんの心の揺れ動き(「日々の春」)。同棲女性に軽んじられながら、連れ子の守りを楕性で続ける工員青年に降った小さな出来事(「乳歯」)。故郷・長崎から転がり込んだ無職の兄が弟の心に蘇らせる、うち捨てられた離島の光景(表題作)などー、流れては消える人生の一瞬を鮮やかに切りとった、10の忘れられない物語。
誕生 | (1968-09-14) 1968年9月14日(52歳) 日本・長崎県長 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(経営学)(法政大学) |
最終学歴 | 法政大学経営学部 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『パレード』(2002年)『悪人』(2007年)『横道世之介』(2010 |
主な受賞歴 | 文學界新人賞(1997年)山本周五郎賞(2002年)芥川龍之介賞(200 |
デビュー作 | 「最後の息子」(1997年) |