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白いしるし

西加奈子

女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けして彼女だけのものにならない間島。触れるたび、募る想いに痛みは増して、夏目は笑えなくなったー。恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか?ひりつく記憶が身体を貫く、超全身恋愛小説。

西加奈子

西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日 - )は、日本の小説家。イラン ・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府和泉市光明台育ち。和泉市立光明台中学校、大阪府立泉陽高等学校、関西大学法学部卒業。既婚。 『ぴあ』のライターを経て、出版社への持ち込み原稿であった『あおい』で2004年にデビューする。 2005年『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなる。2012年5月、『きいろいゾウ』が、宮崎あおいと向井理出演で映画化され、2013年に公開された。
誕生(1977-05-07) 1977年5月7日(43歳) テヘラン生まれ
職業小説家・エッセイスト
言語日本語
教育学士(法学)
最終学歴関西大学法学部
ジャンル小説
代表作『きいろいゾウ』(2006年)『サラバ!』(2014年)
主な受賞歴直木三十五賞(2015年)
デビュー作『あおい』(2004年)
配偶者あり
公式サイト西加奈子 - Official Website -