犯人に告ぐ(下)
雫井脩介
犯人=“バットマン”を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯寄りの姿勢に、世間および警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島は孤独な戦いを強いられていたー。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。「普段ミステリーや警察小説を読まない人をも虜にする」と絶賛された、世紀の快作。
誕生 | (1968-11-14) 1968年11月14日(51歳) 日本・愛知県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 専修大学文学部卒業 |
活動期間 | 1999年 - |
ジャンル | ミステリ、恋愛小説、家族小説 |
代表作 | 『犯人に告ぐ』 |
主な受賞歴 | 新潮ミステリー倶楽部賞(1999年)大藪春彦賞(2005年) |
デビュー作 | 『栄光一途』 |