巡礼者たち
天童荒太
孤立無援で事件を追う馬見原は、四国に向かった。捜査のために休暇を取ったのだ。彼はそこで痛ましい事実に辿りつく。夫に同行した佐和子は、巡礼を続ける者の姿に心を大きく動かされていた。一方、東京では、玲子のことを心配する游子と、逃避行を続ける駒田の間に、新たな緊張が走っていた。さまざまな鎖から身を解き放ち、自らの手に人生を取り戻そうとする人びと。緊迫の第四部。
誕生 | 栗田 教行 (1960-05-08) 1960年5月8日(60歳) 日本 |
職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 明治大学文学部演劇学科 |
活動期間 | 1986年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『家族狩り』『永遠の仔』『悼む人』 |
主な受賞歴 | 野性時代新人文学賞(1986年)日本推理サスペンス大賞優秀作(1994年 |
デビュー作 | 『白の家族』 |