去年の冬、きみと別れ
中村文則
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は、二人の女性を殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けていた。調べを進めるほど、事件の異様さにのみ込まれていく「僕」。そもそも、彼はなぜ事件を起こしたのか?それは本当に殺人だったのか?何かを隠し続ける被告、男の人生を破滅に導いてしまう被告の姉、大切な誰かを失くした人たちが群がる人形師。それぞれの狂気が暴走し、真相は迷宮入りするかに思われた。だがー。日本と世界を震撼させた著者が紡ぐ、戦慄のミステリー!
誕生 | (1977-09-02) 1977年9月2日(43歳) 日本・愛知県東海 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(社会学) |
最終学歴 | 福島大学行政社会学部卒業 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『土の中の子供』(2005年)『掏摸』(2009年)『教団X』(2014 |
主な受賞歴 | 新潮新人賞(2002年)野間文芸新人賞(2004年)芥川龍之介賞(200 |
デビュー作 | 『銃』(2002年) |