今日も一日きみを見てた
角田 光代
生後三カ月で角田家にやってきたアメショーのトトは、粘り強く慎重派で、運動音痴。ああやっぱり私に似てしまったんだねえと同情し、愛猫の寝息に至福を覚え、どうか怖い夢を見ませんようにと本気で祈る。この小さな生きものに心を砕き世話しながら、救われているのは自分の方かもしれないー猫を飼うことで初めてひらけた世界の喜びと発見。愛するものとの暮らしを瑞々しい筆致で綴る感涙の猫エッセイに猫短篇小説も収録!
誕生 | (1967-03-08) 1967年3月8日(53歳) 日本・神奈川県横 |
職業 | 小説家・翻訳家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部文芸専修 |
活動期間 | 1988年 - |
ジャンル | 小説・翻訳・随筆 |
代表作 | 『キッドナップ・ツアー』(1998年)『対岸の彼女』(2004年)『八日 |
主な受賞歴 | 海燕新人文学賞(1990年)野間文芸新人賞(1996年)坪田譲治文学賞( |
デビュー作 | 「幸福な遊戯」(1990年) |
配偶者 | 伊藤たかみ(2006年-2008年)河野丈洋(2009年-現在) |