グラスホッパー
伊坂 幸太郎
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとにー「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。
誕生 | (1971-05-25) 1971年5月25日(49歳) 日本・千葉県松 |
職業 | 小説家 |
最終学歴 | 東北大学法学部卒業 |
活動期間 | 2000年 - |
ジャンル | 推理小説 |
代表作 | 『重力ピエロ』(2003年)『アヒルと鴨のコインロッカー』(2003年) |
主な受賞歴 | 新潮ミステリー倶楽部賞(2000年)吉川英治文学新人賞(2004年)日本 |
デビュー作 | 『オーデュボンの祈り』(2000年) |