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気分上々

森 絵都

中学2年生の柊也は、クラスメイトの翼に誘われて渋々行った中華街で無銭飲食の罪を着せられてしまう。困った柊也がとった行動は…(「気分上々」)。“自分革命”を起こすべく親友との縁を切った女子高生、8年前の“あの日”を忘れられない女性、一族に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優…。毎日をもがきながらも一生懸命に生きる人たち。これまでに発表された短編から選りすぐった、元気と勇気をくれる9つの人生物語。

森 絵都

森 絵都(もり えと、本名:雅美、1968年〈昭和43年〉4月2日 - )は、東京都出身の女性小説家。 == 来歴 == 日本児童教育専門学校児童文学科卒業、早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業。児童文学創作の傍らアニメーションのシナリオを手がける。1990年、『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で翌年、第2回椋鳩十児童文学賞も受賞した。その後も数々の作品で多数の文学賞を受賞している。第46回産経児童出版文化賞を受賞した『カラフル』と、第52回小学館児童出版文化賞を受賞した『DIVE!!』は映画化とアニメ化もされ、話題になった。2006年、『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞受賞。
誕生(1968-04-02) 1968年4月2日(52歳) 日本・東京都
職業小説家
国籍日本
最終学歴早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業
活動期間1990年 -
ジャンル小説(主に青春小説)・児童文学
代表作『カラフル』(1998年)『DIVE!!』シリーズ(2000年 - 20
主な受賞歴講談社児童文学新人賞(1990年)椋鳩十児童文学賞(1991年)野間児童
デビュー作『リズム』(1990年)