村の家・おじさんの話・歌のわかれ
中野 重治/川西 政明
一九三四年五月、中野重治転向、即日出所。志を貫き筆を折れという純朴な昔気質の老いた父親と、書くことにより“転向”を引受け闘いぬくと自らに誓い課す息子。その対立をとおし、転向の内的過程を強く深く追究した「村の家」をはじめ、四高時代の鬱屈した青春を描き、抒情と訣別し変革への道を暗示した三部作「歌のわかれ」、ほかに「春さきの風」などを収録。
誕生 | 1902年1月25日 日本・福井県坂井郡高椋村(現・坂井市) |
死没 | (1979-08-24) 1979年8月24日(77歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 福井県坂井市 |
職業 | 小説家・詩人・評論家・政治家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 東京帝国大学独文科 |
ジャンル | 小説・詩・評論 |
文学活動 | プロレタリア文学(戦旗派)転向文学 |
代表作 | 『中野重治詩集』(1935年)『村の家』(1935年)『歌のわかれ』(1 |
主な受賞歴 | 毎日出版文化賞(1955年)読売文学賞(1960年)野間文芸賞(1969 |
配偶者 | 原泉 |
親族 | 中野鈴子(妹) |
所属政党 | (日本共産党→)日本のこえ |
選挙区 | 全国区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 1947年5月3日 - 1950年5月2日 |