緑の毒
桐野夏生
39歳の開業医・川辺。妻は勤務医。一見満ち足りているが、その内面には浮気する妻への嫉妬と研究者や勤務医へのコンプレックスが充満し、水曜の夜ごと昏睡レイプを繰り返している。一方、被害者女性たちは二次被害への恐怖から口を閉ざしていたがネットを通じて奇跡的に繋がり合い、川辺に迫っていくー。底なしの邪心の蠢きと破壊された女性たちの痛みと闘いを描く衝撃作。文庫オリジナルのエピローグを収録。
誕生 | 橋岡 まり子 (1951-10-07) 1951年10月7日(69歳)石 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 成蹊大学法学部 |
活動期間 | 1984年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『顔に降りかかる雨』(1993年)『OUT』(1997年)『柔らかな頬』 |
主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(1993年)日本推理作家協会賞(1998年)直木三十五賞( |
デビュー作 | 『愛のゆくえ』(1984年) |