献灯使
多和田 葉子
大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅立つ運命に。大きな反響を呼んだ表題作など、震災後文学の頂点とも言える全5編を収録。
誕生 | (1960-03-23) 1960年3月23日(60歳) 日本東京都中野 |
職業 | 小説家詩人 |
言語 | 日本語・ドイツ語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 博士(文学) |
最終学歴 | チューリヒ大学大学院博士課程修了 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 小説詩 |
代表作 | 『犬婿入り』(1993年)『容疑者の夜行列車』(2002年)『雪の練習生 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞(1991年)芥川龍之介賞(1993年)シャミッソー賞(1 |
デビュー作 | 『かかとを失くして』(1991年) |