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文学的なジャーナル

岡崎祥久

15日前、7ヶ月前、昨日、21年前…これまで書き散らしてきた走り書きの中で立ち往生しつづける私、私、私ー。あれは本当に“私”なのか?第139回芥川賞候補となった話題の異才による、現代文学の新境地。

岡崎祥久

岡崎 祥久(おかざき よしひさ、1968年8月17日- )は、日本の小説家。東京都出身。早稲田大学第二文学部卒業。 == 経歴 == 1997年、「秒速10センチの越冬」で第40回群像新人文学賞を受賞してデビュー。 1998年、『秒速10センチの越冬』で第20回野間文芸新人賞候補。 2000年、「楽天屋」で第123回芥川龍之介賞候補、『楽天屋』で第22回野間文芸新人賞受賞。 2002年、「南へ下る道」で第126回芥川龍之介賞候補。 2008年、「ctの深い川の町」で第139回芥川龍之介賞候補。