サキの忘れ物
津村 記久子
アルバイト先に忘れられた一冊の本。それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった千春がはじめて読み通した本となった。十年後、書店員となった彼女の前に現れたのは。(『サキの忘れ物』)。前の東京オリンピック以来の来日で、十二時間待ちの展示の行列に並びはじめた主人公がその果てに出会った光景。(『行列』)。ある晩、家の鍵をなくした私は居場所を探して町内をさまようことに。一篇のなかに無数の物語が展開!(『真夜中をさまようゲームブック』)。
誕生 | (1978-01-23) 1978年1月23日(42歳) 日本・大阪府大 |
職業 | 作家 |
最終学歴 | 大谷大学国際文化学科卒業 |
活動期間 | 2005年 - |
代表作 | 『ポトスライムの舟』(2009年)『この世にたやすい仕事はない』(201 |
主な受賞歴 | 太宰治賞(2005年)野間文芸新人賞(2008年)咲くやこの花賞(200 |
デビュー作 | 『君は永遠にそいつらより若い』(2005年) |