父が消えた
尾辻克彦
お墓というのは、家の中でいうとお風呂場みたいだー。父の遺骨を納める墓地を見に出かけた「私」の目に映るもの、頭をよぎることどもの間に、父や家族と過ごした時代の思い出が滑り込む、第84回芥川賞受賞作「父が消えた」。その他「星に触わる」「お湯の音」など、初期作品5篇を収録した傑作短篇集。
誕生 | 赤瀬川 克彦(あかせがわ かつひこ) (1937-03-27) 1937 |
死没 | (2014-10-26) 2014年10月26日(77歳没)東京都町田市 |
墓地 | 東慶寺 |
職業 | 作家・随筆家・美術家 |
国籍 | 日本 |
代表作 | 『父が消えた』(1981年)『新解さんの謎』(1996年) |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1981年)野間文芸新人賞(1983年) |
親族 | 赤瀬川隼(兄)赤瀬川晴子(姉)西春彦(従叔父)藤村由加の一人(姪) |