cover

チャイムが鳴った

日和 聡子

何も起こるはずはないるいつも通りだ。明日はくる。絶対にくる。平凡な日常が少しずつ失われていくことへの不安に苛まれる多感で繊細な少年少女たちを描く「虹のかかる行町」。帰ってきたはずの子どもが姿を消してしまう「飛光」など、家族と子どもをめぐる四編を収める中短編集。

日和 聡子

日和 聡子(ひわ さとこ、1974年9月27日 - )は、日本の詩人、小説家。 == 経歴・人物 == 島根県邑智郡邑智町(現・美郷町)に生まれる。島根県立大田高等学校、立教大学文学部日本文学科卒業。卒論は梅崎春生論。2002年、詩集『びるま』で第7回中原中也賞を受賞。同作はもともと私家版だったが、受賞をきっかけに青土社から再刊された。その後小説も書くようになる。2006年、「尋牛図」が第32回川端康成文学賞で候補作に選ばれる。
誕生(1974-09-27) 1974年9月27日(46歳) 島根県邑智郡邑
職業詩人小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴立教大学文学部日本文学科卒業
活動期間2002年 -
ジャンル詩小説
主な受賞歴中原中也賞(2002年)野間文芸新人賞(2012年)萩原朔太郎賞(201
デビュー作『びるま』