どこから行っても遠い町
川上 弘美
捨てたものではなかったです、あたしの人生ー。男二人が奇妙な仲のよさで同居する魚屋の話、真夜中に差し向かいで紅茶をのむ主婦と姑、両親の不仲をみつめる小学生、そして裸足で男のもとへ駆けていった女…。それぞれの人生はゆるくつながり、わずかにかたちをかえながら、ふたたび続いていく。東京の小さな町を舞台に、平凡な日々の豊かさとあやうさを映し出す連作短篇小説。
誕生 | 山田 弘美(やまだ ひろみ) (1958-04-01) 1958年4月1 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(理学) |
最終学歴 | お茶の水女子大学理学部生物学科 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 | 『蛇を踏む』(1996年)『溺レる』(1999年)『センセイの鞄』(20 |
主な受賞歴 | パスカル短篇文学新人賞(1994年)芥川龍之介賞(1996年)紫式部文学 |
デビュー作 | 『神様』(1994年) |
配偶者 | 既婚 |
子供 | あり |