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墓標なき街

逢坂 剛

闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となった倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよらない巨大な存在が浮かび上がりー。利権という名のパンドラの箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。待望のシリーズ第六弾。

逢坂 剛

逢坂 剛(おうさか ごう、1943年11月1日 -)は、日本の小説家、推理作家。本名は中 浩正。父は挿絵画家の中一弥。東京都文京区生まれ。 == 来歴 == 開成高校を経て、中央大学法学部へ進学。1966年に卒業、博報堂に勤務する傍ら、執筆活動を行う。17年ほど兼業した後、1997年に社屋が芝浦に移るのを機に31年勤めた同社を早期退職し、神田神保町にオフィスを構える専業作家となった。2001年から2005年まで日本推理作家協会理事長を務めた。
誕生(1943-11-01) 1943年11月1日(77歳) 日本・東京都文
職業小説家
最終学歴中央大学法学部卒業
活動期間1980年 -
ジャンル推理小説、冒険小説、時代小説
代表作『カディスの赤い星』(1986年)『平蔵狩り』(2014年)
主な受賞歴オール讀物推理小説新人賞(1980年)日本冒険小説協会大賞(1986年)
デビュー作「暗殺者グラナダに死す」