cover

帰去来

大沢在昌

警視庁捜査一課の“お荷物”志麻由子は、連続殺人犯の捜査中に、何者かに首を絞められ気を失う。目覚めたのは異次元の「光和26年のアジア連邦・日本本共和国・東京市」だった。もう一人の自分は異例の出世をした“東京市警のエリート警視”。闇組織からは命を狙われ、警察内部でも汚職警官の摘発など、非情な捜査方法が非難を浴び、孤立無援であることを知る。戸惑いながらも彼女は、“エリート警視・志麻由子”となって捜査を継続するしか方法がなかった…。

大沢在昌

大沢 在昌(おおさわ ありまさ、本名同じ、1956年3月8日 -)は、ハードボイルド・冒険小説作家、推理作家。 == 経歴 == 愛知県名古屋市出身。実父は中日新聞記者。 東海高校卒業。慶應義塾大学法学部中退。文化学院創作コース中退。 家には父親の本が大量にあり、小学校に入る前後から児童文学書を多く買ってくれた。その中で『名探偵カッレくん』シリーズや『シャーロック・ホームズ』シリーズなどの推理小説を愛読し、影響を受ける。
誕生大沢 在昌(おおさわ ありまさ) (1956-03-08) 1956年3
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴慶應義塾大学法学部中退[1]
活動期間1978年 -
ジャンルハードボイルド・冒険小説
代表作新宿鮫シリーズ
主な受賞歴小説推理新人賞(1978年)日本推理作家協会賞(1991年)吉川英治文学
デビュー作「感傷の街角」(1978年)
公式サイト大極宮