対話篇
金城 一紀
「彼女が死んだのは、僕のせいなんだ」親しい人が非業の死を遂げる。そんな数奇な宿命を背負った友人が僕に語ったのは、たった一度の運命の恋の物語だったー(「恋愛小説」)。余命わずかな大学生と友人Kによる復讐劇を描いた「永遠の円環」、脳の疾病を抱えた青年と老弁護士・鳥越が、過去の記憶をたぐりながら旅をする「花」。悲しみに沈む者たちが、対話を通じて光を見出してゆく全3篇。切なくも愛溢れる、珠玉の中篇集。
誕生 | (1968-10-29) 1968年10月29日(52歳) 日本・埼玉県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本(朝鮮籍から韓国籍を経て日本に帰化) |
活動期間 | 1998年 - |
代表作 | 『GO』(2000年)『SP 警視庁警備部警護課第四係』シリーズ(200 |
主な受賞歴 | 小説現代新人賞(1998年)直木三十五賞(2000年)ザテレビジョンドラ |