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燃えよ剣 上

司馬 遼太郎

幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。
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司馬 遼太郎

司馬 遼󠄁太郎(しば りょうたろう、1923年(大正12年)8月7日 - 1996年(平成8年)2月12日)は、日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。 大阪府大阪市生まれ。産経新聞社記者として在職中に、『梟の城』で直木賞を受賞。歴史小説に新風を送る。代表作に『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の上の雲』などがある。『街道をゆく』をはじめとする多数のエッセイなどでも活発な文明批評を行った。
誕生福田 定一(ふくだ ていいち)1923年8月7日 日本 大阪府大阪市南区
死没(1996-02-12) 1996年2月12日(72歳没) 日本 大阪府
墓地西本願寺大谷本廟
職業小説家、ノンフィクション作家、評論家
言語日本語
国籍日本
活動期間1955年 - 1996年
ジャンル歴史小説、推理小説、戯曲
主題日本の歴史と風土
代表作『梟の城』(1959年)『竜馬がゆく』(1962年)『燃えよ剣』(196
主な受賞歴直木三十五賞(1960年)菊池寛賞(1966年)毎日芸術賞(1968年)
デビュー作福田定一名義 :『名言随筆・サラリーマン』(1955年)司馬遼󠄁太郎名
サイン
公式サイト司馬遼󠄁太郎記念館