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三浦しをん

島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、幼なじみの輔、そして数人の大人だけが生き残る。島での最後の夜、信之は美花を守るため、ある罪を犯し、それは二人だけの秘密になった。それから二十年。妻子とともに暮らしている信之の前に輔が現れ、過去の事件の真相を仄めかす。信之は、美花を再び守ろうとするがー。渾身の長編小説。

三浦しをん

三浦 しをん(みうら しをん、女性、本名同じ、1976年(昭和51年)9月23日 - )は、日本の小説家、随筆家である。 == 来歴 == 東京都出身。父は上代文学・伝承文学研究者で千葉大学名誉教授の三浦佑之。 横浜雙葉中学校・高等学校を卒業し、1995年4月に早稲田大学第一文学部に入学。翌年、同学部文学科演劇専修 に進む。当初、三浦は編集者として出版社に就職することを志望しており、大学4年となった1998年には、出版各社に対して就職活動を行っていた。その活動中、早川書房の入社試験で、三浦の作文を読んだ担当面接官の編集者・村上達朗が、三浦に執筆の才を見出した。村上の勧めを受けて三浦は、同年11月から、「Boiled Eggs Online」のサイトにおいて、ウィークリー読書エッセイ『しをんのしおり』の連載開始。
誕生(1976-09-23) 1976年9月23日(44歳)東京都
職業小説家・随筆家
言語日本語
国籍日本
教育文学士
最終学歴早稲田大学第一文学部演劇専修
活動期間2000年 -
ジャンル小説・随筆
代表作『まほろ駅前多田便利軒』(2006年)『風が強く吹いている』(2006年
主な受賞歴直木三十五賞(2006年)本屋大賞(2012年)織田作之助賞(2015年
デビュー作『格闘する者に○』(2000年)