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起き姫 口入れ屋のおんな

杉本 章子

江戸のおんなを描いて「不世出の名人」と評された作家による最後の傑作!夫が浮気相手と子まで生したことに嫌気が差して、おこうは婚家を離れた。実家に戻っても安息は訪れない。奉公人の周旋や仲介をする口入れ屋の女主人に雇ってほしいと必死で頼んだのだが。単行本未収録の「ふたたびの浮き世」も掲載

杉本 章子

杉本 章子(すぎもと あきこ、1953年5月28日 - 2015年12月4日)は、日本の小説家。 == 経歴・人物 == 福岡県八女郡福島町(現・八女市)生まれ。八女市立三河小学校、八女市立南中学校、福岡海星女子学院高等学校を経て、ノートルダム清心女子大学文学部国文学科(現・日本語日本文学科)卒業。金城学院大学大学院修士課程修了。1980年、『男の軌跡』で歴史文学賞佳作入選、作家デビューを果たす。 1983年、第14回福岡市文学賞を受賞。1989年、『東京新大橋雨中図』で第100回直木三十五賞を受賞。1995年、第2回福岡県文化賞を受賞。
誕生(1953-05-28) 1953年5月28日 福岡県八女市
死没(2015-12-04) 2015年12月4日(62歳没)
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴金城学院大学大学院修士課程修了
活動期間1979年 - 2015年
ジャンル時代小説
デビュー作「男の軌跡」(1979年)