天子蒙塵 第一巻
浅田 次郎
清朝最後の皇帝・溥儀は、紫禁城を追われながらも、王朝再興を夢見ていた。イギリス亡命を望む正妃と、史上初めて中華皇帝との離婚に挑んだ側妃とともに、溥儀は日本の庇護下におかれ、北京から天津へ。そして、父・張作霖の力を継いだ張学良は失意のままヨーロッパへ。二人の天子は塵をかぶって逃げ惑う。ラストエンペラー・溥儀と二人の女。時代の波に呑み込まれた男女の悲劇と壮大な歴史の転換点を描く。
誕生 | 岩戸 康次郎(いわと こうじろう) (1951-12-13) 1951年 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 時代小説・大衆小説 |
代表作 | 『蒼穹の昴』(1996年)『鉄道員(ぽっぽや)』(1997年)『壬生義士 |
主な受賞歴 | 吉川英治文学新人賞(1995年)日本冒険小説協会大賞特別賞(1997年) |
デビュー作 | 『とられてたまるか!』 |