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美味礼讃

海老沢 泰久

彼以前は西洋料理だった。彼がほんもののフランス料理をもたらした。その男、辻静雄の半生を描く伝記小説。

海老沢 泰久

海老沢 泰久(えびさわ やすひさ、1950年1月22日 - 2009年8月13日)は、日本の小説家、ノンフィクション作家。 == 人物 == 茨城県真壁町(現・桜川市)酒寄出身。茨城県立下妻第一高等学校、國學院大學文学部卒。國學院大學折口博士記念古代研究所に勤務し岡野弘彦に師事した。1974年に『乱』で小説新潮新人賞を受賞してデビュー。1979年、ヤクルトの監督として優勝を成し遂げた広岡達朗をモデルにした『監督』を初の著書として上梓、話題を呼んだ。 1988年にホンダF1(第1期 - 第2期前半)を取り上げたノンフィクション『F1地上の夢』で新田次郎文学賞を受賞。1994年には『帰郷』で第111回直木賞を受賞した。