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私は呪われている

橘外男/日下三蔵

圧倒的な筆力で怪異の世界を描き続けた直木賞作家の真骨頂!幻の少女向けホラー「双面の舞姫」他4篇を併録!

橘外男/日下三蔵

橘 外男(たちばな そとお、1894年10月10日 - 1959年7月9日)は、日本の小説家。石川県出身。甥に少年画報社の漫画編集者で『ヤングコミック』創刊者の橘賢晋がいる。 == 経歴 == 陸軍歩兵大佐橘七三郎の三男として金沢に生まれ、父の転任に伴い、熊本や高崎で育つ。15、6歳から小説に熱中し、下級生を恐喝して旧制高崎中学校を諭旨退学となるなど、旧制中学を退学になること数度。父に勘当され、札幌で北海道鉄道管理局長を務める叔父に預けられたが、北海道鉄道管理局勤務中、芸妓に迷い、業務上横領罪で実刑判決を受け、21歳の時から札幌監獄で1年ほど服役。その経験を『私は前科者である』、『ある小説家の思い出』に書いている。 27歳で妹の死去に逢い発奮して小説『太陽の沈みゆく時』を刊行。