町屋 良平
町屋 良平(まちや りょうへい、1983年 - )は、日本の小説家。
== 来歴 ==
東京都台東区出身。埼玉県立越ヶ谷高等学校卒業。卒業後は大学には進学せずにフリーターをしながら小説の執筆を開始し、「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞。同作で第30回三島由紀夫賞候補。2018年、「しき」で第159回芥川龍之介賞候補、第40回野間文芸新人賞候補。2019年、「1R1分34秒」で第160回芥川龍之介賞を受賞。
== 作品リスト ==
=== 単行本 ===
『青が破れる』(河出書房新社、2016年11月 / 河出文庫、2019年2月)
『しき』(河出書房新社、2018年7月 / 河出文庫、2020年10月)
『1R1分34秒』(新潮社、2019年1月)
『ぼくはきっとやさしい』(河出書房新社、2019年2月)
『愛が嫌い』(文藝春秋、2019年6月)
『ショパンゾンビ・コンテスタント』(新潮社、2019年10月)
『坂下あたると、しじょうの宇宙』(集英社、2020年2月)
『ふたりでちょうど200%』(河出書房新社、2020年11月)
「カタストロフ」
「このパーティー気質がとうとい」
「ホモ・ソーシャルクラッカーを鳴らせよ」 - 書き下ろし
「死亡のメソッド」
=== 電子書籍 ===
『冒険の記録』(惑星と口笛ブックス、2020年4月)
=== 雑誌発表作品 ===
小説「青が破れる」 - 『文藝』2016年冬季号
「水面」 - 『文藝』2017年冬季号
「しき」 - 『文藝』2018年夏季号
「愛が嫌い」 - 『文學界』2018年7月号
「1R1分34秒」 - 『新潮』2018年11月号
「ショパンゾンビ・コンテスタント」 - 『新潮』2019年4月号
「しずけさ」 - 『文學界』2019年5月号
「坂下あたるとしじょうの宇宙」 - 『小説すばる』2019年6月号 - 同年10月号(連載)
「カタストロフ」 - 『文藝』2019年冬季号
「ラジオボーイ」 - 『文學界』2020年1月号
「ほんのこども」 - 『群像』2020年1月号
「スポーツ 基礎と応用」 - 『早稲田文学』2020年春号
「かれのこえ」 - 『新潮』2020年2月号
「このパーティー気質がとうとい」 - 『文藝』2020年夏季号
「沖野」 - 『ランバーロール』3号(同人誌)
「四半世紀ノスタルジー」 - 『小説トリッパー』2020年夏季号
『25の短編小説』(小説トリッパー編集部/編、朝日文庫、2020年9月)に収録された。