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おらおらでひとりいぐも

若竹 千佐子

74歳、ひとり暮らしの桃子さん。夫に死なれ、子どもとは疎遠。新たな「老いの境地」を描いた感動作!圧倒的自由!賑やかな孤独!63歳・史上最年長受賞、渾身のデビュー作!第54回文藝賞受賞作。

若竹 千佐子

若竹 千佐子 (わかたけ ちさこ、1954年 - )は、日本の小説家。 == 略歴 == 岩手県遠野市出身。千葉県木更津市在住。岩手県立釜石南高等学校を経て、岩手大学教育学部卒業。 大学卒業後は臨時教員を経て専業主婦となる。55歳のときに夫に先立たれ、長男からのすすめをきっかけに、元「海燕」編集長の根本昌夫が講師を務める早稲田大学エクステンションセンターの小説講座に通い始める。 2017年、『おらおらでひとりいぐも』で第54回文藝賞を史上最年長で受賞し、デビュー。2018年、同作で第158回芥川賞を受賞。