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スクラップ・アンド・ビルド

羽田 圭介

「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。日々の筋トレ、転職活動。肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して…。閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!第153回芥川賞受賞作。

羽田 圭介

羽田 圭介(はだ けいすけ、1985年10月19日 - )は、日本の小説家。東京都生まれ。明治大学商学部卒業。 == 経歴 == 幼少時に車に轢かれた事があったが、奇跡的に命が助かったという経験を持つ。高校時代は毎日放課後に40km、自転車で走りトレーニングをしていた。将来の夢として実業団選手を目指しており、自転車で北海道まで走破したこともある。将来ツール・ド・フランスに出場する事を真剣に考えていた。 明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞。
誕生(1985-10-19) 1985年10月19日(35歳) 日本 東京都
職業小説家
国籍日本
教育学士(商学)
最終学歴明治大学商学部
活動期間2003年 -
ジャンル小説
代表作『スクラップ・アンド・ビルド』(2015年)
主な受賞歴文藝賞(2003年)芥川龍之介賞(2015年)
デビュー作『黒冷水』(2003年)