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炎と苗木

田中慎弥

女と男と、そして神。あらゆる“私”に出逢える44篇の掌の小説。

田中慎弥

田中 慎弥(たなか しんや、1972年(昭和47年)11月29日 - )は、日本の小説家。2005年(平成17年)に『冷たい水の羊』で第37回新潮新人賞を受賞後、いくつかの文学賞受賞を経て、2012年(平成24年)に『共喰い』で第146回(平成23年/2011年下半期)芥川賞を受賞した。 == 来歴 == === 生い立ち === 山口県下関市出身。4歳の頃に父を亡くし、母親と二人暮らしで育つ。中学生頃から、父の遺した蔵書に親しみ、司馬遼太郎や松本清張の作品を愛読する。また、母に買ってもらった文学全集も好んで読み、特に川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫の作品を愛読した。その後、山口県立下関中央工業高等学校に進学した。高等学校を卒業後、大学を受験するも不合格となる。
誕生(1972-11-29) 1972年11月29日(47歳) 山口県下関市
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴山口県立下関中央工業高等学校
活動期間2005年 -
ジャンル小説
代表作『蛹』(2007年)『共喰い』(2011年)『ひよこ太陽』(2019年)
主な受賞歴新潮新人賞(2005年)川端康成文学賞(2008年)三島由紀夫賞(200
デビュー作『冷たい水の羊』(2005年)