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もの思う葦

太宰 治/柳 美里

大学落第から入社試験の失敗、鎌倉山での自殺未遂、腹膜炎とパビナール中毒の悪化、芥川賞落選…。生活、文学の壮絶な葛藤のなか、二十六歳で身を刻むように書き著した表題作「もの思う葦」のほか、文壇の老大家、志賀直哉に命を賭して異議を唱えた「如是我聞」まで、自己を凝視し、文学論から人生論、日本人論にまで広がる、類まれなエッセイ、アフォリズム集。

太宰 治/柳 美里

柳 美里(ゆう みり、유미리、1968年6月22日 - )は、在日韓国人の劇作家、小説家である。国籍は韓国。劇団「青春五月党」主宰。 神奈川県横浜市中区出身。横浜共立学園高等学校中退。1993年、最少年で岸田國士戯曲賞を受賞後、1994年に小説家デビュー。1997年芥川賞受賞。 現在は福島県南相馬市在住。
誕生柳 美里(유미리/ゆう みり/ユ・ミリ) (1968-06-22) 19
職業劇作家・小説家
言語日本語
国籍大韓民国
最終学歴横浜共立学園高等学校中退
活動期間1988年 -
ジャンル小説・戯曲・ノンフィクション
代表作『家族シネマ』(1997年)『ゴールドラッシュ』(1998年)『命』4部
主な受賞歴泉鏡花文学賞(1996年)野間文芸新人賞(1996年)芥川龍之介賞(19
デビュー作『水の中の友へ』(1988年)
配偶者あり
子供あり