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姥ざかり

田辺 聖子

娘ざかり、女ざかりを過ぎてもオンナには、輝く季節が待っているー何故シルバーシートは片隅にしかないのか、年寄りらしく生きよ、気がねをせよとは何ごとぞ、わび、さび、枯淡の境男などマッピラゴメン、若いもんに煙たがられようとも言いたい放題、やりたい放題、姥よ、今こそ遠慮なく生きよう!胸をはり、誰はばかることなく己が道を行く76歳歌子サンの姥ざかり。
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田辺 聖子

田辺 聖子(たなべ せいこ、本名:田邉 聖子、1928年3月27日 - 2019年6月6日)は、日本の小説家、随筆家、文芸評論家。 大阪府大阪市生まれ。淀之水高等女学校を経て樟蔭女子専門学校(現大阪樟蔭女子大学)国文科卒。恋愛小説などを中心に活動し、第50回芥川龍之介賞など数多くの文学賞を授与されている。文化勲章受章者。 == 略歴 == 1928年3月27日、大阪府大阪市に生まれる。父方は広島県福山市の出身で祖父の代から写真館を経営していた。大阪市内に生まれ、大阪の風俗文化に深く親しみながら育った事は後の作風に大きく影響を与えている。
誕生田邉 聖子1928年3月27日 大阪府大阪市
死没(2019-06-06) 2019年6月6日(91歳没) 兵庫県神戸市
職業小説家随筆家文芸評論家
言語日本語
国籍日本
教育得業士
最終学歴旧制樟蔭女子専門学校
活動期間1956年 - 2018年
ジャンル恋愛小説歴史小説随筆評伝
代表作『感傷旅行』(1964年)『言い寄る』(1974年)『文車日記――私の古
主な受賞歴大阪市民文芸賞(1956年)芥川龍之介賞(1964年)女流文学賞(198
デビュー作『花狩』(1958年)
配偶者川野純夫(1966年 - 2002年、死別)