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聖書物語

木崎 さと子

優れた文学でもある聖書。そこには、超絶的な神だけでなく王も奴隷も、聖人も罪人も、あらゆる人間の生き様が刻みこまれている。天地と悪の初源を明かす創世記から、イスラエルの民の歴史、救い主イエスの生涯、そして世界の終末を告げる黙示録まで。そのすべてを、人間が息づく百の物語として芥川賞作家が紡ぎ出す。数々の名場面、悠久のドラマがよみがえり、豊富な図版とともに新旧約聖書を読み通すことができる決定版。

木崎 さと子

木崎 さと子(きざき さとこ、1939年11月6日 - )は、日本の小説家。芥川賞作家。 == 経歴・人物 == 旧満州国の新京(現在の長春)に生まれる。本名は原田正子。父は応用化学者の横山辰雄(1904年 - 1993年、東京大学卒業、1961年工学博士、岡山理科大学教授から富山大学教授、名誉教授)。4歳で母を失い、継母に育てられる。皆川博子は従姉で、少女時代に文学を教えられた。敗戦時、満洲でソ連兵や中国人の横暴を目の当たりにする。
誕生(1939-11-06) 1939年11月6日(80歳) 満州国 新京
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴東京女子大学短期大学部卒業
活動期間1980年 -
ジャンル小説
デビュー作「裸足」(1980年)