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叫びと祈り

梓崎優

砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇……ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第5回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理。《週刊文春》ミステリーベスト10国内部門第2位をはじめ各種ミステリ・ランキングの上位を席捲、本屋大賞にノミネートされるなど破格の評価を受けた、大型新人のデビュー作。

梓崎優

梓崎 優(しざき ゆう、1983年7月3日 -)は、日本の推理作家。男性。東京都大田区出身。神奈川県在住。慶應義塾大学経済学部卒業。兼業作家。 == 略歴 == 2008年、短編「砂漠を走る船の道」で第5回ミステリーズ!新人賞(東京創元社主催)を受賞しデビュー。 2010年2月、受賞作を収録した単行本『叫びと祈り』で書籍デビュー。
誕生(1983-07-03) 1983年7月3日(37歳)東京都大田区
職業小説家
国籍日本
代表作『叫びと祈り』
主な受賞歴ミステリーズ!新人賞(2008年)大藪春彦賞(2014年)