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犯人に告ぐ

雫井脩介

闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった──史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。

雫井脩介

雫井 脩介(しずくい しゅうすけ、1968年11月14日 -)は、日本の小説家・推理作家。愛知県生まれ。専修大学文学部卒業。 == 経歴 == 大学卒業後、出版社や社会保険労務士事務所などでの勤務を経て、1999年、内流 悠人(ないる ゆうと)名義で応募した『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。2000年、同作でデビュー。その後推理小説を中心に発表し、2004年に刊行した『犯人に告ぐ』は、2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位に選ばれ、第26回吉川英治文学新人賞の候補となった。2005年、同作で第7回大藪春彦賞を受賞。2006年に刊行した『クローズド・ノート』以降は、恋愛小説や家族小説など作風を広げている。
誕生(1968-11-14) 1968年11月14日(51歳) 日本・愛知県
職業小説家
国籍日本
最終学歴専修大学文学部卒業
活動期間1999年 -
ジャンルミステリ、恋愛小説、家族小説
代表作『犯人に告ぐ』
主な受賞歴新潮ミステリー倶楽部賞(1999年)大藪春彦賞(2005年)
デビュー作『栄光一途』