女からの声
青野聰
壊れかけている自分への痛切な思いを抱えて生きる〈ぼく〉。真実の絆を追って遍歴する妻の〈ナホミ〉。それぞれに性愛の相手を求め、さまよいつづける。ニューヨーク、小笠原、東京、ネパール、アフガニスタン……と孤独な旅は続く。芥川賞作家・青野聰が、根元的な生の実現を求める人間たちの魂の彷徨を、濃密な文体で綴った長編小説。
誕生 | (1943-07-27) 1943年7月27日(77歳)東京都 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部中退 |
活動期間 | 1971年 - |
代表作 | 『愚者の夜』(1979年)『人間のいとなみ』(1987年)『母よ』(19 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1979年)野間文芸新人賞(1984年)芸術選奨(1988 |
親族 | 青野季吉(父) |