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異類婚姻譚

本谷有希子

子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作が第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。

本谷有希子

本谷 有希子(もとや ゆきこ、1979年7月14日 - )は、日本の劇作家、小説家。演出家、女優、声優なども兼ねる。石川県白山市出身。「劇団、本谷有希子」主宰。夫は詩人・作詞家の御徒町凧。 == 経歴 == 1979年、石川県松任市(当時)に生まれる。松任市立松任中学校 在学時代はソフトテニス部に所属し部長を務める。石川県立金沢錦丘高等学校時代に演劇部に所属。
誕生(1979-07-14) 1979年7月14日(41歳) 日本・石川県白
職業劇作家・小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴石川県立金沢錦丘高等学校
活動期間2000年 -
ジャンル戯曲・小説
代表作『幸せ最高ありがとうマジで!』(2009年・戯曲)『異類婚姻譚』(201
主な受賞歴鶴屋南北戯曲賞(2007年)岸田國士戯曲賞(2009年)野間文芸新人賞(
配偶者御徒町凧
子供1女