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島はぼくらと

辻村深月

この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。 瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。

辻村深月

辻村 深月(つじむら みづき、1980年2月29日 -)は、日本の小説家。山梨県笛吹市出身。 == 経歴 == 公務員の両親のもと、山梨県の石和町に生まれる。笛吹市立石和東小学校、笛吹市立石和中学校へ通う。 幼い頃から読書好きで、「シャーロック・ホームズシリーズ」や「少年探偵団シリーズ」などのミステリーから、『ズッコケ三人組』や『クレヨン王国』などのジュブナイルなどを読んでいた。小学校3年生で「悪霊シリーズ」でホラー小説に出会い、夢中になる。クラスで同シリーズも入っている講談社X文庫ティーンズハートが流行して、感化された小説を書き始めたので、自分も「小説は書いてもいい」と気付き、ノート数冊にホラー調の習作小説を書く。 小学校6年生の時に綾辻行人の『十角館の殺人』を読んで衝撃を受けて以来大ファンとなる。
誕生(1980-02-29) 1980年2月29日(40歳) 日本・山梨県笛
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士
最終学歴千葉大学教育学部
活動期間2004年 -
ジャンルミステリ推理小説
代表作『ツナグ』(2010年)『鍵のない夢を見る』(2012年)『かがみの孤城
主な受賞歴メフィスト賞(2004年)吉川英治文学新人賞(2011年)直木三十五賞(
デビュー作『冷たい校舎の時は止まる』(2004年)
配偶者あり[1]
子供2人[2]