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告白

湊かなえ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

湊かなえ

湊 かなえ(みなと かなえ、1973年1月 -)は、日本の小説家。広島県因島市中庄町(現・尾道市因島中庄町)生まれ。武庫川女子大学家政学部被服学科卒業。2007年には金戸 美苗(かなと みなえ)の名義で第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞した。 現在、兵庫県洲本市在住。 == 経歴・人物 == 広島県因島市の柑橘農家に2人姉妹の長女として生まれる。子供の時から空想好きで、小中学校の図書室で江戸川乱歩や赤川次郎の作品に親しんだ。因島市立因北小学校、因北中学校、広島県立因島高等学校を経て、武庫川女子大学家政学部被服学科へ進学。
誕生1973年1月(47歳)[1] 広島県因島市(現・尾道市)
職業小説家
国籍日本
活動期間2007年 -
ジャンル小説
代表作『告白』(2008年)
主な受賞歴小説推理新人賞(2007年)本屋大賞(2009年)日本推理作家協会賞短編
デビュー作「聖職者」(2007年)