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謎解きはディナーのあとで

東川篤哉

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様。「風祭モータース」御曹司の風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。大豪邸に帰ると、ドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件について相談する相手は“執事兼運転手”の影山。「お嬢様の目は節穴でございますか?」―暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく。ドラマ化、映画化されて四百万部を突破した国民的ユーモアミステリ。

東川篤哉

東川 篤哉(ひがしがわ とくや、1968年 -)は、日本の小説家、推理作家。広島県尾道市出身。岡山大学法学部卒業。広島東洋カープのファン。2013年6月から2017年6月まで本格ミステリ作家クラブ事務局長、2017年6月からは第5代会長を務める。 == 経歴・人物 == 大学卒業後、ガラス壜メーカーの経理部門に勤務していたが、26歳で退社。以後8年間は月収12万円 - 13万円のアルバイト(本の仕分けやコンサートスタッフなど)で生活し、「一寸先はホームレスかという生活」だった。 1996年、東 篤哉名義で投稿した「中途半端な密室」が鮎川哲也が編集を務める公募短編アンソロジー『本格推理8 悪夢の創造者たち』に採用される。
誕生1968年(51 - 52歳) 広島県尾道市
職業小説家
国籍日本
最終学歴岡山大学法学部卒業
活動期間1996年 -
ジャンル推理小説、ユーモア・ミステリー
代表作『交換殺人には向かない夜』(2005年)『謎解きはディナーのあとで』(2
主な受賞歴本屋大賞(2011年)