あらゆる場所に花束が……
中原昌也
どこからか聞こえてくる「殺れ!」の声。殺意と肉欲に溢れる地上を舞台に、物語は進む―。暗い地下室で拳銃に脅かされながら、絵ハガキを作らされる男。河川敷で、殺人リハーサルを粛々と敢行するジャージ姿の一団。ペニスを露出させ、謎の人物を追う中年ルポライター...。それぞれが複雑に乱舞、絡み合いながら、前代未聞、仰天の結末へと突っ走る。異才が放つ、三島賞受賞の超問題作。
誕生 | (1970-06-04) 1970年6月4日(50歳)[1] 日本 東京 |
職業 | 音楽家、映画評論家、小説家、随筆家、画家、イラストレーター |
代表作 | 『あらゆる場所に花束が……』(2001年)『名もなき孤児たちの墓』(20 |
主な受賞歴 | 三島由紀夫賞(2001年)野間文芸新人賞(2006年)ドゥマゴ文学賞(2 |