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しろいろの街の、その骨の体温の

村田沙耶香

クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。

村田沙耶香

村田 沙耶香(むらた さやか、1979年8月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。独身。 == 人物 == 千葉県印西市出身。二松學舍大学附属沼南高等学校(現・二松學舍大学附属柏高等学校)、玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業。 横浜文学学校にて宮原昭夫に学ぶ。 朝井リョウ、加藤千恵、西加奈子ら作家仲間からは「クレイジー沙耶香」と呼ばれている。 == 受賞歴 == === 文学賞 === 2003年、『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。 2009年、『ギンイロノウタ』で第22回三島由紀夫賞候補。
誕生(1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴玉川大学文学部
活動期間2003年 -
ジャンル小説
代表作『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20
主な受賞歴群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫
デビュー作『授乳』(2003年)