しろいろの街の、その骨の体温の
村田沙耶香
クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。
誕生 | (1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 玉川大学文学部 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫 |
デビュー作 | 『授乳』(2003年) |