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愛と人生

滝口悠生

「男はつらいよ」シリーズの子役だった「私」が27年の歳月を経て、当時の話を伊豆の温泉宿で「美保純」とする。「非常に面白い戦略」─中条省平氏、「ご褒美のような幸福感のラスト」─長野まゆみ氏「大衆的な紋切り型を文学的技法として使った懐かしい雰囲気」─沼野光義氏、など絶賛され山田洋次監督も共感した、独創的“寅さん小説”。表題作の他、「かまち」「泥棒」の3作を収録。野間文芸新人賞受賞作。

滝口悠生

滝口 悠生(たきぐち ゆうしょう、1982年10月18日 - )は、日本の小説家。東京都八丈町生まれ、埼玉県入間市出身。早稲田大学第二文学部中退。 == 経歴 == 1982年、東京都八丈町に生まれる。父は古文教師。生後半年で埼玉県入間市へ転入。 1983年、1歳半より入間市にて育つ。 2000年、入間市立扇小学校、入間市立向原中学校を経て、埼玉県立所沢高等学校を卒業。
誕生(1982-10-18) 1982年10月18日(38歳) 日本・東京都
職業小説家
言語日本語
最終学歴早稲田大学第二文学部中退
活動期間2011年 -
ジャンル小説
代表作『死んでいない者』(2016年)
主な受賞歴新潮新人賞(2011年)野間文芸新人賞(2015年)芥川龍之介賞(201
デビュー作「楽器」(2011年)
パートナーブックデザイナー 佐藤亜沙美