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安曇野

臼井吉見

激動の明治から昭和を描く本格的大河小説。二〇〇〇年十一月セット復刊。

臼井吉見

臼井 吉見(うすい よしみ、1905年6月17日 - 1987年7月12日)は、日本の編集者、評論家、小説家、日本藝術院会員。息子は映像作家の臼井高瀬。 == 来歴・人物 == 長野県南安曇郡三田村(現・安曇野市)に、父貞吉・母きちの次男として生まれる。旧制松本中学(現長野県松本深志高等学校)、旧制松本高校文科甲類を経て、1929年東京帝国大学文学部卒業。松本中学では後に筑摩書房の創業者となる古田晁、俳優・演劇評論家の松本克平が同級であった。 旧制伊那中学(現長野県伊那北高等学校)、松本女子師範学校などで教員を務めた後、上京して東京女子大学でも教え、さらに、1946年創刊の総合雑誌『展望』(筑摩書房)の編集長を務め、文芸評論家としても活躍した。『日本文学全集』『現代教養全集』などを編集した。1956年『近代文学論争』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。
誕生1905年6月17日 日本 長野県南安曇郡三田村(現・安曇野市)
死没(1987-07-12) 1987年7月12日(82歳没) 日本 東京都
職業小説家、編集者、評論家
最終学歴東京帝国大学文学部
代表作『安曇野』『獅子座』
主な受賞歴谷崎潤一郎賞(1970年)