東京自叙伝
奥泉光
舞台は東京。地中に潜む「地霊」が、歴史の暗黒面を生きたネズミや人間に憑依して、自らの来歴を軽妙洒脱に語り出す。唯一無二の原理は「なるようにしかならぬ」。明治維新、第二次世界大戦、バブル崩壊から福島第一原発事故まで...首都・東京に暗躍した、「地霊」の無責任一代記!史実の裏側で、滅亡へ向かう東京を予言する。果てしないスケールで描かれた第50回谷崎潤一郎賞受賞作。
誕生 | 奥泉 康弘(おくいずみ やすひろ) (1956-02-06) 1956年 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士 |
最終学歴 | 国際基督教大学大学院 |
活動期間 | 1986年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『石の来歴』(1993年)『「吾輩は猫である」殺人事件』(1996年)『 |
主な受賞歴 | 野間文芸新人賞(1993年)芥川龍之介賞(1994年)野間文芸賞(200 |
デビュー作 | 『地の鳥天の魚群』(1986年) |