王妃の離婚
佐藤賢一
1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。第121回直木賞受賞の傑作西洋歴史小説。
誕生 | 1968年3月12日山形県鶴岡市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(歴史学) |
最終学歴 | 東北大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得満期退学 |
活動期間 | 1993年 - |
ジャンル | 歴史小説 |
代表作 | 『傭兵ピエール』『王妃の離婚』『女信長』『小説フランス革命』 |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1993年)直木賞(1999年)毎日出版文化賞特別賞( |
デビュー作 | 『ジャガーになった男』 |