孤愁の岸
杉本苑子
財政難に喘ぐ薩摩藩に突如濃尾三川治水の幕命が下る。露骨な外様潰しの策謀と知りつつ、平田靭負ら薩摩藩士は遥か濃尾の地に赴いた。利に走る商人、自村のエゴに狂奔する百姓、腐敗しきった公儀役人らを相手に、お手伝い方の勝算なき戦いが始まった……。史上名高い宝暦大治水をグローバルに描く傑作長編。
誕生 | (1925-06-26) 1925年6月26日 日本・東京府東京市牛込区 |
死没 | (2017-05-31) 2017年5月31日(91歳没) 日本・静岡県 |
職業 | 小説家評論家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 旧制千代田女子専門学校(現:武蔵野大学)文化学院 |
活動期間 | 1952年 - 2017年 |
ジャンル | 歴史小説 |
代表作 | 『孤愁の岸』(1962年)『滝沢馬琴』(1978年)『穢土荘厳』(198 |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(1962年)吉川英治文学賞(1978年)女流文学賞(198 |
デビュー作 | 『燐の譜』(1952年) |
配偶者 | なし |
子供 | なし |