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面・刺青

富田常雄

アメリカでのボクシング対柔道の試合。日本の名誉を賭けて戦うが勝算はあるのか「転がり試合」。かつての伯爵で元勲だった老人が若い女を囲っていたが彼女には恋人があった「面」。若い女の刺青に魅せられた男が夢中になったのは……「刺青」。短編三本を収録
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富田常雄

富田 常雄(とみた つねお、1904年1月1日 - 1967年10月16日)は、日本の小説家。柔道五段。東京府生まれ。明治大学商学部卒。初め心座文芸部に入って新劇運動に参加したのち、『姿三四郎』が大変な人気を呼んで流行作家となる。戦後『面』『刺青』で直木賞受賞。映画化、ドラマ化された作品も多く、大衆文学の大家として人気を博した。 == 人物 == 柔道家富田常次郎の子として東京府に生まれる。
誕生(1904-01-01) 1904年1月1日東京府
死没(1967-10-16) 1967年10月16日(63歳没)
言語日本語
国籍日本
最終学歴明治大学商学部
活動期間1937年 - 1967年
ジャンル大衆小説
代表作『姿三四郎』(1942年)『刺青』(1947年)『面』(1948年)『弁
主な受賞歴直木三十五賞
デビュー作富士に歌ふ
親族富田常次郎(父)