寂寥郊野
吉目木晴彦
朝鮮戦争で来日したリチャードと結婚して、幸恵がルイジアナ州バトンルージュに暮らしはじめて30年。その幸恵の言動崩壊が始まり、症状は目に見えて進んでいく。夫は妻の鬱病に心あたりがないでもない。国際結婚と老いと孤立を描く、現代文学の秀作。芥川賞受賞作。1997年、「ユキエ」として、脚本・新藤兼人、監督・松井久子で映画化された、名作。
誕生 | (1957-02-25) 1957年2月25日(63歳) 日本・神奈川県 |
職業 | 小説家、大学教授 |
最終学歴 | 成蹊大学法学部法律学科卒業 |
活動期間 | 1985年 - |
主な受賞歴 | 第28回群像新人文学賞優秀作(1985年)第10回野間文芸新人賞(198 |
デビュー作 | 「ジパング」(1985年) |