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死んでいない者

滝口悠生

通夜が奇跡の一夜に。芥川賞受賞作 ある秋の日、大往生を遂げた男の通夜に親戚たちが集った。 子、孫、ひ孫三十人あまり。 縁者同士の一夜の何気ないふるまいが、死と生をめぐる一人一人の思考と記憶を呼び起こし、 重なり合う生の断片の中から、永遠の時間が現出する。 「傑作」と評された第154回芥川賞受賞作に、単行本未収録作「夜曲」を加える。 解説・津村記久子

滝口悠生

滝口 悠生(たきぐち ゆうしょう、1982年10月18日 - )は、日本の小説家。東京都八丈町生まれ、埼玉県入間市出身。早稲田大学第二文学部中退。 == 経歴 == 1982年、東京都八丈町に生まれる。父は古文教師。生後半年で埼玉県入間市へ転入。 1983年、1歳半より入間市にて育つ。 2000年、入間市立扇小学校、入間市立向原中学校を経て、埼玉県立所沢高等学校を卒業。
誕生(1982-10-18) 1982年10月18日(38歳) 日本・東京都
職業小説家
言語日本語
最終学歴早稲田大学第二文学部中退
活動期間2011年 -
ジャンル小説
代表作『死んでいない者』(2016年)
主な受賞歴新潮新人賞(2011年)野間文芸新人賞(2015年)芥川龍之介賞(201
デビュー作「楽器」(2011年)
パートナーブックデザイナー 佐藤亜沙美