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コンビニ人間

村田沙耶香

「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。 日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、 「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる——。 「いらっしゃいませー!!」 お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、 そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。 累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。 世界各国でベストセラーの話題の書。 解説・中村文則

村田沙耶香

村田 沙耶香(むらた さやか、1979年8月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。独身。 == 人物 == 千葉県印西市出身。二松學舍大学附属沼南高等学校(現・二松學舍大学附属柏高等学校)、玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業。 横浜文学学校にて宮原昭夫に学ぶ。 朝井リョウ、加藤千恵、西加奈子ら作家仲間からは「クレイジー沙耶香」と呼ばれている。 == 受賞歴 == === 文学賞 === 2003年、『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。 2009年、『ギンイロノウタ』で第22回三島由紀夫賞候補。
誕生(1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴玉川大学文学部
活動期間2003年 -
ジャンル小説
代表作『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20
主な受賞歴群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫
デビュー作『授乳』(2003年)